Mizuno

10期生 水野 盛悟

インターンシップ国 /タイ

 

 

体験記

<このプログラムに参加して学んだこと>

私はタイの交通研究所と建設コンサルタントにてインターンシップを行い、主に現地のTOD(Transit Oriented Development)プロジェクトに関する調査を行いました。インターンシップ前半は、現地の様々な専門家の方に話を聞きに行きながら現地の交通事情全般に関して理解を深めました。その中で駅を中心とした街づくりの分野に事業ポテンシャルがあると感じ、後半は、具体的なTODプロジェクトの動向や検討内容について議論・情報収集すると共に日本の事例の紹介等を行いました。このプログラムでは、自国と現地の歴史・特徴・法規制等の差分の理解もさることながら、異国の地、異分野の領域であっても自らの思いと行動次第で如何様にも道を切り拓くことができるということを学びました。

<今の仕事にどう役に立っているか>

現在は、海外鉄道事業者との人材交流の一環で弊社の車両メンテナンスやそこに導入されているテクノロジーを視察頂く際のコーディネートを行っています。将来は、この様な海外企業との交流機会やABLで築いた人脈、知見を活かして海外での新規事業を企画したいと思います。

<これからの研究員へメッセージ>

ABLは今までの自分の物差しやステレオタイプな考えを再構築することができるプログラムだと思います。アジア各国の大学教授の方から経済・文化・宗教など様々な切り口から講義を受けることができると共に、民間企業の方からスマートシティやサプライチェーン、エネルギーなどの社会インフラについてグローバルな視点から講義を頂く機会もあり自らの視野や考えの幅を広げることができます。インターンシップでは、課題の探索・設定から人脈形成、ビジネスモデルの構築等やることは多岐に渡りますが、徹底的に考え行動することで何ものにも代え難い達成感と経験を得ることが出来ます。あなたは今、千載一遇のチャンスを手にしていますので是非楽しみながら頑張ってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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