Hori

10期生 堀 奈々瀬

インターンシップ国 /フィリピン

 

 

体験記

<このプログラムに参加して学んだこと>

ABLの参加を通して新規ビジネスにおけるポイント、アジア各国の経済・文化、積極的に行動することの大切さを学ぶことができました。インターンシップでは、不動産サービスをグローバルに展開する総合不動産会社JLL@フィリピンにて、リサーチ&コンサルティング部の配属となり、顧客の要望に応じた不動産マーケット調査や、四半期毎に発表している自社マーケットレポート作成等の業務に携わりました。現地のさまざまな不動産会社やブローカーからの情報や、自分達で商業施設の稼働状況やテナントを確認するインスペクション等を通して、フィリピンと日本の不動産商習慣、マーケットの違いを学ぶことができました。仕事以外では、フィリピン人の友人と付き合うことで仕事だけでは分からなかった実際の生活や宗教によるイベント等文化の違いも肌で感じることができました。帰国後も友人が日本に遊びに来てくれたり、関係は続いています。ABLの同期を含め、普段の仕事では関わることがないような人と新たに関係を作ることができるという点もABLの大きな魅力だと思います。

<今の仕事にどう役に立っているか>

4月より海外投資家に日本の不動産を紹介するインバウンド対応の部署へ異動となり、香港オフィスで働くこととなりました。お客様は主に香港、中国の方で、東京オフィスのメンバーと連携をして、物件のご紹介や来日時の面談、物件の視察、ご契約、お引渡しまでを担当しています。アテネオ大学の研修で学んだビジネス英語ライティング、プレゼンテーションの大切さは実務で正に実感しています。ビジネス英会話はまだまだ努力が必要ですが、ABLを通して身に付いた度胸は海外のお客様とのお電話、面談時に非常に役立っています。また、取引先やお客様とアジアの話をする機会も多く、ABLで学んだ基礎知識を活かすことができています。ABL参加前とは大きく仕事内容が異なり、新たな部署でのチャレンジとなりますが、ABLを通じて得た不屈の精神で業務に取り組みたいと思います。

<これからの研究員へメッセージ>

「積極的に主体性を持って取り組む」ことがABLプログラムの中で最も大切だと思います。ビジネスプラン、講義中の課題、インターンシップ先の国や企業を決める時、英語学習について等、自分の意思を持って行動をすることで、得られる学びや達成感もより大きくなると感じました。特に6週間のビジネス英語研修、5か月間のインターンシップは長いようであっという間です。同僚や取引先とは進んでコミュニケーションを取り、充実した時間を過ごしてほしいなと思います。私の場合、ABLでは自分の弱い部分と向き合う時間も多く、弱気になることもありましたが、そんな時は事務局の皆さんや、同期が助けてくれます。他社の方とこんなに長く時間を共にすることは日々の業務ではなかなか無いかと思いますので、お互いに助け合って、刺激を受けながら、楽しい1年間となることを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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